卓上シーラー ショップシーラー FS-315
2019.01.18作業効率
卓上シーラー ショップシーラー FS-315
【商品説明】
富士インパルスのショップシーラーは、店頭や小規模な製造工程で利用できるコンパクトな卓上型溶着機です。
ポリ袋・ナイロン袋・チャック袋・不織布袋など、熱溶着特性をもった樹脂フィルムに対し、一時的に高熱を加えすぐ冷却することにより、溶着(ヒートシール)することができます。
小型軽量で持ち運びも簡単です。ヒータースイッチを兼ねたテーブルを装備しているので、袋を両手でもったまま軽くテーブルを押すことにより、強力な加圧力が加えられ、丈夫なシールができます。
【使用方法】
(1)本体上部の加熱時間調節ツマミで使用する袋に応じた加熱時間を設定します。
(2)両手で袋を持ったまま、テーブルを押し下げます。
(3)赤ランプが点灯し、シール開始。加熱が終わり、冷却中は青ランプが点灯します。冷却が終わると青ランプが消え、シール終了の合図がピッと鳴ります。
(4)テーブルを押さえる手を持ち上げると、テーブルも元の位置に戻り、シール終了です。
※一部、熱溶着性(ヒートシール性)を持ってないフィルムを使用した袋が存在します。そのような袋はヒートシールができませんので、ご注意下さい。
例:「クリスタルパック」「糊無しOPパック」など
※ヒーター線を取り替えることにより、2mm・5mm幅のシールができます。工場出荷時は5mm幅のヒーター線を取り付けています。2mm幅ヒーター線はスペアとして同梱してあります。
※ボディ底部分に、電源コードとスペアパーツを収納できるスペースがあります。
※交換頻度が比較的高いヒーターなどの部品はテーブルを取り外しテフロンをはずすことにより容易に交換することができます。テーブルは樹脂ナットを指で回すとはずせます。
【安全対策】
加熱タイマーの故障で異常加熱(連続通電)状態になっても約3秒で回路を遮断する装置を組み込んでいます。
電気的に遮断しますので、テーブルを押し下げて再び、シール加熱のマイクロスイッチがON状態になり加熱されますが、3秒で通電が切れます。
【テフロンシートについて】
シーラーのヒーター線を覆っているテフロンシートは重要な役割を果たしています。
テフロンシートは、フッ素樹脂から作られた耐熱性をもったシートです。シーラーのヒーター線の上側は、電気絶縁と袋剥離のために、このテフロンシートが被せられています。
たいへん耐熱性が高いテフロンシートですが、ヒートシールを数千回繰り返していると、ヒーター線と直接接している部分が、黒く焦げてきます。これをそのままにしておくと、テフロンシートが破れたり、ヒーター線の破断の原因になったりします。
そこで、ある程度焦げてきたり、汚くなってきたら、テフロンを繰り出します。
ショップシーラーは、溶着部の奥側にテフロン巻取棒があります。テフロン巻取棒に、テフロンが巻き込まれていますので、巻取棒と手前の押さえを止めているネジをゆるめて、テフロンを手前に少し引き出して下さい。これにより、ヒーター線に接するテフロンが新しくなり、きれいなシールができます。